佐世保支部設立30周年記念式典・祝賀会
日 時:8月23日(土)17:00~20:00
会 場:ホテルフラッグス佐世保九十九島
テーマ:中小企業の成長発展 ~義理・人情・浪花節で描く戦略とは~
報告者:長崎県立大学経営学部 准教授 田代 智治氏
出席者数:174名(会員63名、ゲスト76名、他支部35名)
まずは、実行委員長に任命された経緯からお話したいと思います。20周年記念式典の実行委員長、3代目佐世保支部長の村山 隆之さんに「片桐なら大丈夫」と推挙していただき、快く引き受けさせていただきました。その際に、実行委員会の立ち上げが必要だと思い、18代目で現佐世保支部長の立山さんに相談したところ、顧問になられ活動の場が減っていた歴代支部長にご協力いただきたいとのことでした。そのため、第1回実行委員会は歴代支部長のみで編成しましたが、すぐに後悔することになりました。
なぜかと申しますと、歴々の支部長から「これからの支部を担っていく若手とつくり上げるから、一致団結が生まれ成長していくのだ」とのお言葉ばかりだったからです。その瞬間に、歴代支部長には過去の振り返りをしていただこうと、3つのテーマを設け、全支部長の動画撮影をしました。残念ながら、当日は音響の関係で聞こえづらかったと思われますので、e.doyuで視聴いただけるようにいたします。他支部の歴代支部長や今後役員を担っていく会員さんには、心に響く動画になっていることと確信しています。ぜひご視聴ください。そして、テーマは10代目佐世保支部長の山領 進さんから、余興は9代目佐世保支部長の江口 陽一さんから推挙していただきました。
そのような経緯もありながら、委員会は計5回開催しました。キャラバン隊は7月例会のみに絞り、長崎同友会8支部、佐賀同友会西支部、福岡同友会玄海支部の10支部で実施しました。思いもしなかった会員さんの参加もあり、大変意義のあるキャラバンになったと感じました。
その他、余興練習は3回実施しました。特に3回目は体育館のステージを借りて、衣装も着替え、本番さながらの練習となりました。
そして、待ちに待った30周年記念式典当日となりました。
式典には約170名が参加されました。12代目支部長の原田 良太さんによる開会宣言から、物故会員への黙祷、14代目支部長の豊福 和明さんによるスローガン唱和、宮島 大典佐世保市長の来賓祝辞の後、田代 智治准教授の基調講演が始まりました。
講演は、報告テーマに沿った中小企業の発展成長がいかに大切かという内容でした。「利益が出ても高級車を買ってはいけない。設備投資をし、事業改革、成長発展をし続けて継続可能な会社を目指してください」とのことでした。
閉会宣言は、3代目支部長の村山 隆之さんにしていただきました。温かいお言葉をいただきました。
祝賀会は160名の参加でした。歴代支部長への記念品贈呈に始まり、中村 こずえ代表理事から記念祝辞をいただきました。その後、鏡開き、2代目佐世保支部長の松尾 慶一さんによる乾杯にて、会食が始まりました。会食中は歴代支部長紹介動画が流れ、余興は総勢24名による水戸黄門の寸劇で盛り上がったと思います。
余興後は、チャーターメンバーでいらっしゃる7代目佐世保支部長の川下 眞文さんによる代表挨拶、締めは8代目佐世保支部長の江口 陽一さんによる万歳三唱となりました。
最後に、御来賓、ゲスト、他支部、そして佐世保支部の皆さま、ご参加いただきまして誠にありがとうございます。テーマにもなっている「絆と革新」をもとに、40周年に向けて革新していきます。
(文責 片桐 孝章)