12月例会報告
日時:12月17日(火)19:00~21:00
会場:セントラルホテル佐世保
テーマ:「やってみること」の大切さ
報告者:着付教室 はるいろ。 代表者 力武 貴子会員
今回は入会されて1年目の力武さんによる報告でした。ちょうど半年前佐世保支部の例会で私と同じグループになり、私がグループ長、力武さんが発表者でした。彼女は日頃よりできれば発表したくない人、どちらかと言えば控えめで和美人なんですが、大変失礼とは思いますが、当時はまだ輝きはあまり感じられませんでした。
グループ討論でその時決めたのは発表をしたくないと思っている力武さんに、このグループは全員で割れんばかりの拍手をしようと決めたのです。結果はどのグループよりも一番輝く発表をしていただきました。そして拍手の嵐でした。まさに力武さんの人生が開花した瞬間でした。
今回の報告には、着物姿の美人さんが十人ほど応援に駆けつけてくださいました。力武さんの着付けの教室の生徒さんです。応援したくなる人間の魅力がそうさせるのです。発表は着物文化を広めていきたいというものでしたが、一番は力武さんの人間性が良く分かる報告でした。着物を習うきっかけは地元情報誌に浴衣を着た中国人が載っていたからです。力武さんは日本人なのに自分で自分の国の民族衣装が着れないのはおかしいと思い、大村にあるきものショップの古々屋で三年間習い続け、師範の免状もとり、今佐世保で「着付け教室はるいろ。」を経営されています。
報告が終わり帯の締め方の実習をされました。さすが、師範でした。バックミュージックは情熱大陸の音楽が流れまさに力武さんが着物文化を届けに世界に向けて発信しているようでした。
経営理念は「和をつなぎみんなが笑顔になれる場所」です。全ての報告・実演が終わったら会場の皆さんがスタンディングオベーションで割れんばかりの拍手の嵐、彼女の人間力にファンが増えました、当日は他支部より参加された会員さんから、二支部でオファーをいただきました。今後は長崎同友会の皆様の心をきっと鷲づかみにされることでしょう。
文責 江口 陽一