9月例会報告

日時:9月18日(金)19:00~21:00

会場:アルカスSASEBO・Web

テーマ:コロナと生きる・コロナを乗り越える ~仲間を守り、助け、共に考え、明日への一歩を踏み出す~

報告者:

(有)山﨑マーク 代表取締役 山﨑 秀平会員

(株)智翔館 代表取締役 直江 弘明会員

(一社)日本教育機構 事務局長 冨松 太一会員

出席者数:45名(会員41名(うちWeb11名)、ゲスト1名、他支部1名(Web)、事務局2名)

 

今回は通常の経営体験報告ではなくコロナ渦での経営状況を全会員(休会中の方含む)に実施し状況の把握とともに新しいマッチングやタイアップ、アウトソーシングなどを生み出すアイデアなどアンケートをもとに議論しました。

今回の大きなポイントは休会者を含めれば100%以上の回答を得られたことでした。約160名の会員一人ひとりにアンケートやヒアリングを行うのはかなりの激務でしたが、事務局の山田局長と森川局員にも協力いただき何とか全会員に行き渡ったことは大変ありがたかったです。この場をお借りして山田局長と森川局員には感謝申し上げます。

この取り組みでなかなか例会へ出席が叶わない会員にもアプローチしコミュニケーションを取れたことも大きかったです。中でも前年比300%アップの会員企業も存在し今回のコロナ渦を最大のビジネスチャンスと捉え、仕事がワクワクして楽しいと前向きな姿勢に他会員は刺激を受け大きなヒントを得ていました。印象に残ったのが「自社メインでなくても他社の右腕としての立ち位置でビジネス展開する」は斬新だと感じました。

やはり何もせず消極的な考えでは疲弊するばかりで、できること、できないことは後回しでアイデアを考えたり、自社だけでなく他社と束になり一つのビジネスを生み出したりとこの時代だからこその発想を我々中小企業が引き出していかないといけないことを学びました。

今回のアンケートで同友会への要望をヒアリングしたところ、学びだけでなく困ったときの支援や援助、情報提供など求める声が多くありました。また例会や懇親会が中断したことで会員間の接触が減ったことが残念との意見も多くありました。いずれにしても例会のレベルアップはもちろんのこと、このニューノーマル時代に会員が参加したくなる、また刺激になる例会の環境を整えることも大切であると感じました。

文責 浦崎 健治