記念講演

「感動のオンリーワン企業を目指して」

激変した外部環境に立ち向かった中小企業のものがたり

香川県中小企業家同友会 会員
日本でいちばん大切にしたい会社大賞「審査委員会特別賞」受賞
ごう たか
徳武産業 株式会社 取締役会長

 

「お年寄りが転ばない靴を作ってくれないか」

ある日、近くで福祉施設を運営する友人から相談がありました。

大手の下請けやOEMをしていた徳武産業にとって、この1本の電話が自社を変革するきっかけになります。

30箇所以上の老人施設を回り、500人以上にも及ぶ高齢者の声を聴くうちに、

高齢化社会における市場性、何よりお年寄りたちの「歩きたい」という切実な願いを叶えてあげたいと高齢者向けケアシューズ事業の立ち上げを決断します。

その過程では周囲の猛反対、創業以来の赤字を経験、しかしその情熱が途切れることはなかったと言います。

そしてその挑戦は、高齢者用ケアシューズ「あゆみシューズ」の誕生へとつながります。

業界の常識では考えられない、むくみや腫れで歩行が困難な方へ片方ずつの販売、左右サイズ違いの販売など次々と革新的な取り組みを行い、トップシェアを維持し続ける徳武産業。

「困難があっても、解決できる方法は必ずある。そこにチャンスは生まれる。」

自社の存在意義を、社員と共に徹底的に見つめ、変化と挑戦を続ける経営実践から学びます。

 

【 略歴まとめ 】
1947年生まれ。高校卒業後、1966年に香川相互銀行(現香川銀行)に入行。同銀行で6年間働いた後、手袋会社で勤務。/1984年に義父が経営する徳武産業に入社し、急逝した義父の後を継いで社長に就任。/1995年に主力商品である高齢者用ケアシューズ「あゆみ」を完成させた。

 

【会社概要】
創業 1957年/資本金 1千万円/売上高 24億26百万円 (2017年7月)/社員数 73名 (2018年5月)/事業内容 高齢者用ケアシューズ、ルームシューズ等の企画・製造・販売

 

【プロフィール】
1947年 香川県木田郡三木町生まれ。/1984年 香川相互銀行(現香川銀行)、縫製メーカーを経て徳武産業株式会社へ入社。代表取締役社長就任。/1995年 「あゆみシューズ」を発売。高齢者向けのケアシューズの製造販売をメインに成長を続ける。(2016年2月、販売累計1,000万足を達成)/2011年 藍綬褒章受章/2012年 四国でいちばん大切にしたい会社大賞「四国経済産業局長賞」日本でいちばん大切にしたい会社大賞「審査委員会特別賞」受賞。/2013年 グッドカンパニー大賞「特別賞」受賞/2015年8月 代表取締役会長 就任/2017年8月 取締役会長 就任