佐世保支部・北松浦支部 合同8月納涼例会・同友会を知る会

テーマ:一 病 息 災

報告者:(株)長崎地研 代表取締役社長 村山 隆之会員

日時:8月25日(金)

会場:九十九島ベイサイドホテル&リゾートFLAGS

佐世保支部・北松浦支部 合同8月納涼例会・同友会を知る会

 

8月の納涼例会は佐世保市で建設コンサルタント、地質調査、ボーリング業を経営されている(株)長崎地研の村山会員からの報告でした。

村山会員は中学3年まで伊王島で過ごされ高校卒業後、炭鉱閉山を期に会員の父が起業された会社へ就職されました。

個人経営時代は父との考え方の違いや、普段の仕事は楽しいが、社員からの不平不満を聞かなければならない環境であった為、精神的にきつく、やりずらい中でのスタートだったといいます。そんな中、結婚後36歳で2度の心臓手術を乗り越えられ、平成7年に同友会と出会われました。

同友会での学びで、これまでの家内工業的な会社から組織のある会社へと『組織づくり』を押し進められてきました。

経営計画発表会との出会い、異業種の経営者の方々との出会いが、(会社)そして(経営者としての自分)を大きく変えることができた。と報告されました。

経営計画書の作成に関して、理念も大切であるが、会社をうまくまわす為の組織づくりを考えなければならないこと、社員の教育や、評価も計画書に盛り込み、どのようにすれば、どうなる。といったところまで落とし込まなければならない。

社員が実践しやすいように、マニュアル化を図ることが重要なんだと勉強させて頂きました。

そして、村山会員が一番伝えたかったことは、悲しいことは(知らないこと)である。と言うことを知っていれば遠回りの道も近道になり、有効な時間を作ることができ、好循環を生み出すことができる。

その好循環を生み出すには、異業種の方と出会い、勉強することが重要であり、その為に同友会が存在してるのだと改めて考えさせて頂きました。

このような考え、組織の作り方に行き着かれたのも、同友会、その他の組織で経験を詰まれた村山会員のリーダーとしての動きがあったからこそなんだと感じました。

いい会社、いい経営者、いい経営環境をつくるために、行動し、続けられた会員の凄さが滲みでた合同例会にふさわしい報告であった思いましたこれまでの経験を惜しみなく、報告いただき村山会員に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

文責 佐世保支部 綿川  洋