9月例会報告 業種を越えた仕事をする~パッケージメーカーの挑戦
テーマ:業種を越えた仕事をする~パッケージメーカーの挑戦
報告者:岩嵜大貴氏
日時: 9月22日(金)午後5:30
会場:清旬の里
今回昨年に引き続き移動例会を波佐見町で行ないました。会場の都合上、例会開始時間も5時30分と通常より早い集合にも関わらず、また、発表者である㈱岩嵜紙器の岩嵜大貴さんの地元ということもあり参加人数約60名以上と活気のある例会となりました。
例会テーマである『業種を越えた仕事をする。~パッケージメーカーの挑戦』ということで、現在、岩嵜大貴さん率いる㈱岩嵜紙器は国内外の有名ブランドのパッケージを作られ『世界の志ある小売業トップ20』にも選出されるほど勢いのある企業です。
また他社へのパッケージ提案だけでなく、開けるよろこびをテーマとした『AKERUプロジェクト』というコンセプトの下自社オリジナルブランドの展開も行われています。
『伝えるべきことを整理して正しく伝える』というブランディングの定義に沿った経営をされており会社の外観、オシャレなパッケージという見た目だけでなく独自の経営計画書を基に社員一丸となって㈱岩嵜紙器のベクトルを合わせて経営されている岩嵜大貴さんの姿が報告にしっかりと現れていました。
また、自社の失敗の経験を報告していただき、その失敗を前向きにとらえ見事にピンチをチャンスに変えたお話を聞き感動しました。
報告の最後に『そういえば昔箱屋だったんだってね』というフレーズが出てきました。その言葉の裏には『紙器業者』という固定観念に囚われず柔軟に時代に対応していこうとされる企業方針にあらためて感動しこれからますます発展して行かれる企業であることを確信いたしました。
また、このような経営者が同友会の仲間としていらっしゃることに大変嬉しく、たくましく思います。