5月例会報告

テーマ:「人を生かす経営」と強靭な経営体質に向けて
支部名:佐世保支部
日時:5月27日(金)19:00~21:00
会場:アルカス佐世保
報告者:(株)福祉工房K’s
代表取締役 豊福 和明会員(佐世保支部)

豊福さんは、同友会との関わりのなかから、「経営指針を策定」するその意義や成文化の重要性等、また、自分ひとりではなく、社員さんと一緒になって経営理念の実現を目指されていることが理解できました。
なかでも、社員さんとコミュニケーションをしっかり取り、社員さんの考えを経営指針に反映させ、個人目標の設定、表彰制度等も充実されており、労使の団結と共に育ちあう環境が構築されていると感じました。豊福さんの経営者としてのあるべき「姿勢」を問いかけ、「経営指針策定」を通して、日々実践されているからこそ、社員さんとの信頼関係が築かれていると思います。
現在、少子高齢化の進展、国内消費減退、経済のグローバル化による中小企業・小規模事業者の経営上の困難、地域経済の縮小等、中小企業のよって立つ基盤は不安定さを増しています。今こそ、環境の変化を的確に捉え、労働環境の整備も明確に位置づけ全社一丸体制の下、ぶれない座標軸を持った経営が必要と改めて理解いたしました。
また、島原支部より5名の会員さんがお見えになり、例会、懇親会共に参加いただきました。他支部の会員さんとも意見交換が図られる等、充実した学びの機会となりました。10月に島原で開催される「経営フォーラム」の成功に向け取り組まれている姿勢がとても素晴らしかったです。

(文責 横山 昌隆)