10月例会報告

日時:10月16日(金)19:00~21:00

会場:アルカスSASEBO・Web

テーマ:コンサルは見た!良い経営者と悪い経営者

報告者:(株)地域総合研究所 代表取締役朝永 憲法会員

出席者数:43名(会員35名(うちWeb7名)、ゲスト1名、他支部5名、事務局2名)

 

朝永さんは、多様な職歴を経て40代でコンサルティング業を個人事業として創業、60歳で現在の(株)地域総合研究所を設立されました。

常にバッグに忍ばせている創業時のメモには「経営コンサルタントとして企業の役に立つコンサルタントになる」と書かれています。そのメモに偽りなく、朝永さんは「コンサルタント業は経営者と社員に寄り添い、一緒に取り組み、半歩先を見ながら進むこと」を行動基準とし、コンサルタント業務やISO審査のため、日本全国を日々飛び回られています。

そんな朝永さんがコンサルタントとして出会った、様々な経営者の姿を守秘義務に反しない範囲で報告いただき、参加者は自分の姿と比較しながら熱心に耳を傾けていました。

報告補足では、9月佐世保支部例会【コロナと生きる・コロナを乗り越える】にて実践されたアンケートのことを振り返り「是非、多くの会員に読んでいただきたい。ここに集約された会員からの声に耳を傾け支部活動において実践することが必要である」との問題提起もありました。

「経営者は夢を語ることが大切。しかし実現しないとホラ話になる。実践あるのみ」「成功する秘訣は決してあきらめないこと」経営を「経線」、指針を「北極星」に例えながら、経営とは何たるか、経営者としてあるべき姿等、非常に分かりやすく解説していただきました。

北極星に向けて、行く道はいくらでもある。決して諦めず北極星を目指し幾通りの道を捜すことこそが成功の秘訣である。報告の結びで朝永さんが語ったその言葉に胸が熱くなり勇気をいただきました。

参加者の皆さんは、コロナ禍で厳しい経営環境が続く中、決して諦めず、理念を胸に試行錯誤しながら前に進むことこそが大切なのだと、今回の報告で改めて学んだのではないでしょうか?その後に続く、質疑応答・グループディスカッションも活発に討論されました。さらに、今回の例会は青年経営者会からも5名参加していただき、活気あふれる例会となりました。

文責 村上 敦子