7月例会報告
テーマ:佐世保市と連携してトランスフォーメーションを起こす!
支部名:佐世保支部
日時:7 月22 日(金)18:30 〜 21:00
会場:アルカスSASEBO・Web
報告者:佐世保市観光商工部商工労働課 主査 荒木 一浩 氏
十八親和銀行 営業推進部デジタル化支援チーム 副調査役 竹末 明広 氏
佐世保支部では2017 年から佐世保市と合同例会を開催しています。6 回目となる今回は開催時期に新型コロナウイルス感染症第7 波急拡大の中でした。例会委員会が今まで培った感染症対策や情報広報委員会のデジタルによる例会運営ノウハウをもとに、佐世保市商工労働課の皆様の全面的な協力をいただきながら、無事開催することができました。
4 月佐世保市・十八親和銀行・同友会のキックオフ会議にて「地元企業の経営環境をよくしたい」という市の考えと、同友会三つの目的の1 つ「よい経営環境をつくろう」を確認しました。社会のデジタル化は、業種・規模・事業体に関わらずデジタル対応、その先にあるDX が求められます。会員企業が「一歩」踏み出す例会とすることを目的とし3 ヵ月間に渡り、三者協議を中心に例会内容をつくり上げてきました。
テーマは「会員がトランスフォーメーションを起こすために自ら一歩踏み出す」ことです。例会冒頭、長崎県のDX に取り組んでいる長崎県庁デジタル戦略担当三上政策官より、動画メッセージをいただき、十八親和銀行よりDX やデジタル化の考え方と事例の紹介、佐世保市よりデジタル化補助金を説明していだきました。
ディスカッションテーマ「自社で一つでもデジタル化(またはDX にチャレンジ)し、解決することを決めましょう」に向け、質向上のため「①自社の業務を洗い出し、②効率化したいこと・変えたいこと」という事前課題のうえ参加してもらいました。ディスカッションでは活発な意見交換が行われ、「何をどう変えるか」議論されました。
アンケートでは満足41%大変満足59%、仕事の役に立つ32%とても役に立つ68%。「導入事例が参考になる。補助金を活用しよう思う。チャレンジしてみようと思う。」など概ね目的に沿った感想でした。会場でWi-Fi が使えるようにしてほしい・自治体公共施設の提出資料をデジタル化してほしい・DX 化した先の情報提供を試みてほしいなど、佐世保市や例会への要望ご意見もいただきました。
6 回目の佐世保市合同例会を通して、市との交流と情報密度が高まり会員企業の成功事例が1 つでも生まれることを願っています。支援機関として十八親和銀行のご登壇も2 年目となり、自治体・支援機関との連携の深まりを感じています。
政策委員長として課題は、委員会活動への委員一人ひとりの参加率向上です。今回副委員長・顧問を中心に委員の皆さんと議論し協力した活動となり嬉しいです。ますます委員会活動を充実させていきます。
今後も市との連携を継続・強化し続けることで、「よい経営環境をつくろう」につなげていきます。そのために景況調査アンケートの回収30%を達成に向け、ご提出をお願いします。
( 文責 冨松 太一)