12月例会報告
日時:12月18日(金)19:00~21:00
会場:セントラルホテル佐世保
テーマ:酒場の嗜み・酒場と私
報告者:メインバー マスターズ 代表者 関戸 洋二会員
出席者数:35名(会員33名(うちWeb3名)、事務局2名)
今回の例会は忘年例会として、日本バーテンダー協会の会員店であり、インターナショナルバーテンダーの資格を所有されている関戸さんにご報告いただきました。
関戸さんの報告は東京銀座の老舗レストランバーでの修業時代の話、ハウステンボスJR全日本ホテルのオープニングスタッフとして佐世保に戻った時の話、独立してメインバー マスターズを開業した時の話、現在の状況の話という構成でした。
はじめに、東京銀座の老舗レストランバーでのお話です。関戸さんは卒業後上京し、東京銀座の老舗レストランバーに雇ってもらい修業を始めます。
数年間はカウンターに立たせてもらえず、ホールスタッフとして働き、仕事が終わった後にカクテルの練習をするといった時を過ごしていました。上下関係に厳しくかなり大変だったそうです。その中でもまれて、大人の気配りなど師匠やお客様に多くの学びを得ました。その後順調になってきた頃に、ハウステンボスJR全日空ホテルのオープニングスタッフの募集を見て、気持ち半分で応募し受かったことから佐世保に帰ってくることになりました。いちバーテンダーとしての採用だと思っていましたが、主任バーテンダーとして採用され、ホテル勤務未経験の関戸さんは、東京の全日空ホテルから出向で来ていた先輩バーテンダー達にいろんな意味で可愛がられ、今までと勝手が違う状況にめげそうになりながらも厳しいホテル時代を務めていたそうです。
その後、独立してメインバー マスターズを開業されました。お店は日本バーテンダー協会の会員店であり、関戸さんはインターナショナルバーテンダーの資格を所有されています。
お店には、お客様の好みを聞き好みに合ったお酒を提供するためにメニューがありません。報告を聞いた後に私は、これまでの経験が生きていて今のカタチに繋がっており、自信を持って活動されているのですごいと思いました。
現在はコロナ禍の中で非常に厳しい状況ということでしたが、お店を存続させ少しでも佐世保の役に立つようになりたいと語られています。最後にこのような厳しい状況のなか、ご報告いただきありがとうございました。
文責 府川 正樹